主人公「佐藤直樹(さとうなおき)」はどこにでもいる男子学生。
クラスでも目立たず、存在感のない男子として周囲には認知されていた。
趣味と言えばインターネット。
他人の干渉も煩わしいので、オンラインゲームを楽しむわけでもなくサイト閲覧のみ。
積極的に何かをするわけではなく、起こった事にはそれなりに対応していく、そんな性格だった。
そんな主人公にも、気になる女の子はいた。
クラスの中でもひときわ目立つ容姿と優しい性格で人気の『祐天寺 未来(ゆうてんじ みく)』
彼女はクラスで唯一、自分を空気扱いせず、ごく自然に接してくれるのだ。
決して表には出さないが、主人公にとっては憧れの存在だった。
そして、生徒会の会長で弓道部のエース、規律に厳格で主人公をいつも注意する「園田麻純(そのだ ますみ)」
義務感なのか、自分を何かと気に掛けてくる、新任女性教師の「住吉ちづる(すみよし ちづる)」
友人も彼女もいない学園生活で気になるとしたら、その3人ぐらいのものだった。
(祐天寺が恋人になったら、あの胸を揉んで、そして、足を開いて初めてを俺に……いや、生意気な園田が俺にだけ恥ずかしい顔を見せて、上で喘いでくれるのも良いな……いやいや、住吉先生が大人の授業とか言って、口をつかってしてくれて……)
そんな都合の良い妄想はするが、行動するはずも無くすぎていく毎日。
しかし、そんな生活がある日、一変する。
主人公がアングラなサイトのアンケートに答えるだけで送られてきた「コンタクトレンズ」
その効果は―――
『自分の存在が認識されなくなる』
『自分がHしたいと望む女の子に触れると、感じさせることが出来る』
『女の子が貴方に好意を寄せていれば、その効果はどんどん拡大される』
まるで、自分の願望がそのまま具現化したようなもの。
あからさまに妖しかったのだが、半信半疑で使用したところ、その効果は本物だった!!
そして、主人公はコンタクトの効果をつかって、自分の願望を叶えていく……