主人公はいたって普通の大学生である。
クリスマスだというのにバイトに借り出され、うんざりしながらも帰路についた。
そこに突然の地下鉄落盤事故。
事故直後、主人公が目を覚ますところからこの物語は始まる。
脱出手段を求め彷徨ううち、他の生存者達と合流することになる。
最終的な生存者は主人公を含め男性2名、女性4名の、計6名。
しかしそんな彼らとの出会いが、物語を思わぬ方向へと展開させる。
ガラスの破片を突きつけて脅す?
排泄する女性に背後から忍び寄って犯す?
女性がレイプされるシーンを目撃する?
理性を失って目の前の女性を貪る?
酸素ボンベを独占し、複数の女性に奉仕を強要する?
『女と2人きりになったら、犯せる』
それがこの遊戯の、唯一にして絶対のルール。
いつしか疑心と狂気、そして殺意までもが、閉ざされたこの地下空間に満ちていた。
この密閉された地下鉄こそ、もはや無法地帯と呼ぶにふさわしい。
見え隠れする事故の真相。
主人公の行動次第で、予期しえぬ様々な結末を迎えることになる。