アーヴリア王国の騎士団団長セルマは妖魔の襲撃の際、やむをえず封印された魔剣を使用し呪いを受けるが、姫の身体を妖魔に奪われてしまう。
その咎で騎士資格を剥奪されたセルマは、一人の女剣士として呪いで手放すこともできなくなった魔剣と共に、姫の身体を持ち去った妖魔の手懸かりを求めてさすらう。
妖魔が見かけられたという噂のある街、トルクスに辿り着き情報を集めようとするセルマ。
しかし街の自警団を名乗る、ならず者達に絡まれてしまう。
ならず者達の言う事に従う振りをして、そのアジトに向かうセルマ。
そこでならず者達を叩きのめし自警団について問い詰めると、彼らを束ねる女戦士の存在が明らかに。
その女戦士に不審なものを感じたセルマは、女戦士が食客として招かれているという有力者の屋敷に潜入するのだが……