物語の始まりは主人公が住む郊外のマンションから。
そのベランダで妻と激しく交わる主人公。
主人公は某大手企業にヘッドハンティングされ転職が決まっていました。
また、住居もその企業の上司となる男が手配してくれた大型マンション。
バブル時代に作られたリゾートマンション風のシェアハウス。
今のマンションよりも数倍広いと言われていますが、その上司夫妻とその家をシェアすることになっていました。
「家のシェアとか気に入らないが、手柄をあげれば引っ越しだって出来るだろう。
それまであのじじいとその女房に、オレ達夫婦のいい声を聞かせてやろうか……」
しかし、実際に引っ越した家で待っていた女性は……
「胡川友梨(こがわ ゆり)と申します……」
引っ越し先に待っていたのは、禿頭の壮年男性・胡川要蔵(こがわ ようぞう)。
そして、彼の妻を名乗る美しい……美しすぎる女性・胡川友梨(こがわ ゆり)。
美しく、陰りのその女性は主人公の理想を体現した存在だった。
その日の夜、主人公は上司となる男性から驚くべき提案を受ける。
「ボクはもう何年も勃っていないんだよ。
このままでは妻が可哀想でねぇ。
だから、君に夜の生活のシェアを頼みたいんだ。
ボクの妻のシェアを……」
断る理由はなかった。
夫の前で人妻を抱ける……!!
人妻の肉体を思う存分、味わい尽くし自分のモノに出来る……?!
主人公は人妻シェアリングの提案を受け入れ、友梨の肉体を、精神を自分のモノにしようと企むのだった。
だがその陰で……もう一つの「シェアリング」と「ネトリ」が始まろうとしていた。