自分の身に降りかかるすべての不幸な出来事を運命だと思い、抗う事をやめた少女・城宮椛。
そんな椛に目をつけた御門和人(主人公)は、借金のかたに彼女を引き取りました。
そして和人はその日の夜に椛と身体を重ね、処女を奪ってしまいます。
しかし、そのときでさえ椛は抵抗らしい抵抗をしませんでした。
数とは椛との生活の中で人間らしさ、人を思いやる暖かさ、幼い頃に忘れていた恋心を思い出していきました。
椛もまた、そんな和人との生活の中で、人の温もりを知り、和人に心を許していきました。
その後、和人の父が病死し、和人が御門家の頭首となってしまいます。
和人と椛が恋中になることに反対するものもなくなり、むしろ周囲の人々は2人を祝福してくれたのでした。
そして、2人の甘い夏休みが始まります……。