下級ながらも貴族の家に生まれた主人公は、父親からペットとしてイヌ耳娘とネコ耳娘を与えられます。
主人公の父親は事業を営んでいます。
その事業では奴隷を上手に扱えなければ話にならないため、父親は主人公に奴隷の世話をさせて将来のために備えなさいと、言うのです。
舞台となる世界では、イヌ耳娘とネコ耳娘は奴隷として扱われており玩具のように扱うのが普通になっています。
そして主人公は初めてイヌ耳娘とネコ耳娘というものに接し、彼女達も殴られれば痛いし、食事をしなければ腹が減る、という当たり前の事さえ知らなかったことに驚きます。
それから主人公は父親の意に反して彼女達を大切に扱います。
彼女達もそれまで色々とひどい目にあっていたため、始めのうちは警戒しますが次第に主人公に懐いていきます。
父親も主人公の行動に驚きますが、主人公の説得によって最後には主人公の好きにしてかまわない、と言ってくれます。
そうして、イヌ耳娘とネコ耳娘は屋敷に温かく迎えられる事になります。